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【最恐官能】黒い乳房
第2章 第2話
2017年7月20日あたりから、なおとの一家は家族間のキズナが大きく壊れていました。

家族がよってたかってかずとに対してよりいびつないじめを続けていたので、かずとは『ぼくが家にいるからいけないのだ…ぼくが生まれてきたことで世間から冷めた目付きでみられているのだ…ぼくはいらない子なんだからいじめを受けても反撃することができないのだ…』と思っていたので、反撃することができずにいじめられっぱなしの状態になっていました。

かずとは、家族だけではなくキンリンの住民のみなさまからも冷めた目付きでみられていた上に、キンリンの子供たちからからかわれて石を投げつけられてばかりいたので、地域で暮らして行くこともできなくなってしまいました。

そして7月20日に、かずとは人のカバンを間違えて家に持って帰って来た事件を起こしてしまいました。

かずとが人のカバンを持って帰ったのをみた母親は、ものすごく怒った表情で『交番へ行きましょう!!』とかずとに言いまして、蒼社橋(そうじゃばし)のバス停の近くにあります交番へ無理やりを連れて行きました。

ところ変わりまして交番の中にて…

母親は、被害を受けた男性にひっきりなしにあやまっていましたが、男性は『こらえへん!!』と怒っていたので許してもらえませんでした。

母親は、かずとに『あやまりなさい!!』と言いましてあやまるように言っていましたが、かずとは『ちょっと間違えただけなのに…』といいわけばかりを言うていじけていたので、警察官がかずとをたしなめました。

「いいわけばかりを言わずに、あやまった方がいいよ。」

しかし、かずとはなおもいいわけばかりを言っていたので母親は思い切りキレてしまいました。

母親は、あやみに電話をしまして『かずとはドロボーをしたのだからかずとの分の晩ごはんは作らないでちょうだい!!』とかずとの晩ごはんを作るなと伝えていました。

端で聞いていた警察官は『あ~あ、いいわけばかりを言うたから今晩の晩ごはんはなくなったみたいだねぇ…』と言いましてゲラゲラと嗤って(わらって)かずとをグロウしていました。

どうしてぼくは…

つい間違えてしまったことをわかってもらえなかったのか…

ぼくなんか生まれてこない方がよかったのだ…
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