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女囚
第2章 尋問
朝、治夫が下に降りてくると由里は畳の上でうつ伏せで寝ていた。
治夫は由里が這う様に畳の上に移動して動かなくなったのを監視カメラで見ていて知っていた。
昨日最後に見た姿勢のまま由里は寝ていた。
治夫は鍵を開け牢の中に入ると「おい。起きろ。」と足で由里を揺すった。
「うっ。」と呻くと由里の身体が少し動く。
「おい。」再び足で揺する。
目覚めた由里はなんとか身体を起こそうとするが上手くいかない。
「しょうがないな。」治夫は由里の上半身を縛っている縄を掴むと身体を起こすのに手を貸した。
なんとか畳の上に正座で座る事が出来た由里は治夫を見上げて「おっおはようございます。」と挨拶をした。
「ほら。喉渇いただろ。」治夫はしゃがみ込み由里の前にペットボトルのお茶を差し出した。
「はい。」少し掠れた声で答えると口を開ける由里。
治夫は飲み口を口にあてると由里にお茶を飲ませた。
勿論ただのお茶ではなかった。
また昨日と同じ様に媚薬入りのお茶だ。
由里がお茶を飲み終わると「排便は。」と聞く治夫。
「大丈夫です。」と由里。
「それじゃ上に行って昨日の続きをするからな。今日は丸一日タップリ尋問するから覚悟しろ。」
「はい。」
「それじゃ立て。」
「はい。」由里は立ち上がろうとするがやはり上手くいかない。
治夫は再び縄を掴むと立ち上がるのを手伝う。
そして尻丸出しになっていた長襦袢の裾を戻すと「ついて来い。」と牢を出て行く治夫。
由里もその後から牢を出る。
階段を上り上に上がると長い廊下を見渡す由里。
そして1番手前の襖が開いている事に気が付いた。
治夫はその部屋に入っていく。
今日はどんな事をされるのだろう。
あの部屋には何が待ち受けているのだろう。
由里の鼓動が早くなりだした。
起きた時は少しボーッとして事の成り行きが曖昧だった由里だったが徐々に自分の状況を鮮明に思い出してきた。
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