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幼馴染と、そして先生と
第10章 迸る青い欲望
 曖昧模糊としているが、美香子は軽く和義の太ももを抓った。ツンとする痛みが太ももに走る。しかしそれほど痛みはない。あくまでもソフトである。
「お、俺は先生も好きです」
「有田君は清野さんと私、どっちが好きなのかしら?」
 正直、解答に迷ってしまう。
 どちらが好きか? それは選べそうになかった。二人とも、和義にとっては大切な人なのである。選ぶなんてできそうにない。
「選べないですよ。俺、どっちも大切ですから」
 和義は真剣に言った。
 その真剣な表情を見つめ、美香子はにっこりと微笑んだ。
「そうね、変な質問してゴメンなさい。今日はたっぷりと楽しみましょう」
「せ、先生、いいんですか?」
「もちろん、私は最初からそのつもりよ」
 そう言うと、美香子はバスタオルの裾を軽く持ち、ヒラヒラとさせた。
「先生、バスタオル取ってもいいですか?」
「私の裸が見たいの?」
「見たいです」
「ウフフ、正直ね。いいわよ、じゃあバスタオルを取って」
 美香子は両手を上げた。
 それを見た和義は、バスタオルに手をかけ、ゆっくりと引きはがしていった。
 バスタオルの下は、何も身に付けていないようである。つまり、生まれたままの姿の美香子がいるのだ。
 ボリュームのある乳房に目がいき、さらに、視線を下の方に移す。ヴィーナスの丘が見え、ふわふわとした陰毛が繁茂している。手入れをしているようで、キレイに整った、卑猥な陰毛であった。
「せ、先生、キレイです。おま×こ触ってもいいですか?」
「先生のあそこが触りたいのね?」
「はい。もう我慢できません」
「いいわ。その代わり、優しく扱ってね、デリケートな部分だから」
「もちろんです」
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