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第2章 道具を使ってする

彼から少し離れたベッドの端っこに丸まります。
身体は依然快楽を感じていました。
彼の舌の感触をまだ感じます。
温かいぬめりのある舌で、わたしのクリトリスを優しく舐めあげたのです。
さらには吸いつきまでしたのです。

彼をみると、いつもと変わらない彼がいました。
この人がいまの今まで、わたしのそこに口をつけていただなんて信じられません。
こんなに素敵な人が。
彼は口をティッシュで拭っていました。
その動作に恥ずかしさと申し訳なさと興奮を感じます。
本当にこの人がしてくれていたという、その証拠となる行動な気がしたからです。

たまらない気持ちが湧き上がってきて、感じ切って疲れた身体を起こし、彼を押し倒しました。
「すっごい気持ちよかった…」
そう言いながら彼の脚の間に頭を近づけます。

彼のものは大きなままでした。
長い時間わたしに奉仕してくれていたと思うのに、どうして大きなままなのでしょうか。

わたしは彼に
「どうして大きいままなの？」
と尋ねました。すると彼は
「だって興奮したから…」
と恥ずかしそうに嬉しそうに答えます。
それを聞いてわたしも嬉しくなりました。