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恋がしたいと言いながら
第13章 恋する女の子
「先輩ってあんまり怒ったりしないですよねぇ」
 ひとみちゃんが、感心したようにそう言った。
「怒りもしないけど、ワーッてテンション上がったりもしない感じだし。いつも落ち着いてて」
「そんなことないよ」
「そんなことありますよー。好きな人の前とかでもそうなんですか?」
 いま怒られたばかりなのに恋の話をやめないひとみちゃんに苦笑しながら、考えた。
 好きな人の前にいる私。優也くんといるときの私。
 そのひとときは、私だってさっきのひとみちゃんみたいにお花を飛ばしてにこにこして、少女漫画のヒロインみたいなかわいい女の子でいられる。
「……そんなことないよ」
「えー、見てみたーい!」
 盛り上がるひとみちゃんを横目に、私は残りのお弁当を食べ始めた。
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