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俺の(ボクの)可愛いお姫様・・・SS
第5章 直人side…①
「淵上君は、純の可愛い弟なんだって? 笑
太一から聞いてるよ…純は君の事になるといつも必死
なんだって…
それなのに、今回の事は純には言ってないんだって?
大丈夫なのか?」
「・・・はいっ・・・イヤッ、どうですかね・・・
正直わかりません・・・
でも、きっと・・・わかってくれると思います」
俺達三人の関係、それぞれ違う道を選び、それぞれが
頑張ってる事、今回の就職に関して、太一からお願い
された事…
そして、採用だという事を伝えた。
「帰ったら、太一にちゃんと連絡しろよ!
そして…なるべく早く、純にも言うんだ…わかった?
君は、あの二人がバックに居てくれる…
自分が恵まれてる事を忘れるな!
こんな事、当たり前じゃない事を、ちゃんと理解
するんだぞ!!」
「はいっ!!」
週明け、太一からはお礼の電話があった。
「直人、本当に悪かったな…お前には何て言って
いいか…とにかく有難う!」
「頼み事なんてしないお前のお願いなんだ、どうにか
俺が手助け出来てよかったよ 笑
余計なお世話かもだけどさ、俺からも、純に早く言う
よう伝えたよ。
取敢えず、俺が今出来る事はやったから、あとは卒業
して、あいつがこっちに来るの楽しみにしてる…
しっかり、送り出してやってくれよ!!」