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俺の(ボクの)可愛いお姫様・・・SS
第7章 純side…②
忘年会が始まるまで…イヤッ、二人になるまで…だな
まさか、こんな展開になるとは、考えてなかった。
正直、自分でもビックリだよ…笑
でも、自分の気持ちに気付く事が出来てよかった。
俺は、自分が思ってる以上に、彼女の事好きなんだ…
きっと、これから、もっともっと好きになっていく気
がするよ。
「さっ、そろそろ出ようか」
「ハイッ////」
「外、寒いだろうけど歩ける?」
「もちろん…ニコッ 私は大丈夫です。」
女将さんにさっきのお礼を言って、俺達は店を出た。
歩き出し、隣を見れば、鼻を赤くして両手に息を吐き
かけてる彼女。
俺が足を止めると、彼女は不思議そうな顔をして俺の
顔を見上げる。
スルッ…パサッ…
「えっ…////」
「寒いだろう? 笑」
「でも、それじゃ先生が…」
「俺は大丈夫だから…それよりも、大切な彼女が風邪
ひいたらマズイだろっ?」
「アッ、アリガトウゴザイマス…/////」
「うんっ」
マフラーを首に巻いてあげると、顔まで赤くしてる
可愛い彼女 フフッ
そして、俺は更に彼女へ差し出す。
「はい!」
「えっ…/////」
「これで二人ともあったかいだろ?」
「クスクスッ…はいっ////」
本当は、俺もドキドキなんだぜ…
俺って何才だよ?!ってな…笑
彼女と所謂、『恋人つなぎ?』
「さぁ、行こう!」
手を繋ぎ、ほんの少しの初デートだ…