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喪服奴隷・七菜~香織の巻~
第13章 大人のオモチャ屋
一方の省吾と香織は、まだラウンジにいた。
「おい香織、そろそろ帰るぞ」
『へっ?まだ飲み足りないよぉー』
甘いフルーツカクテルは、女心を溶かすようだ。
「なにいってるんだ?さっきから何杯目だぁ。
だいたいお前は飲むと、酔っ払って人にカラんでくるからな。
帰らないんだったら俺は先に帰る。置いてくからな」
『わっかりましたよぉ~~。帰ればいいんでしょ、帰れば』
ようやく香織が重い腰を上げる。
下りのエレベーターに乗り込むと、省吾は2Fのボタンを押す。
香織が先に2Fに降り立つと、けげんな顔をする。
『あり?だぁれも人がいませんよ。だいたい玄関が見当たりません』
2Fはおもにバンケットルームであり、客室もない。
この時間になれば、この階に用事がある者はいなかった。

省吾は先に歩き出し、バンケットルームの手前のロビーに行く。
待ち合わせ用のソファーセットが何組か置いてあった。
あとから千鳥足の香織がついてくる。
ソファーの前に来ると、省吾が向き直った。
「香織っ、ここでスカートをまくれ」
香織は会社を出るときに、ブラもパンツも脱いでくるように言われていた。
最初はスースーする感じに違和感を持っていたが
いつの間にかそのことさえ忘れていた。
むしろ省吾がなにも仕掛けてこないので、拍子抜けする気持ちもあった。
周りをキョロキョロ見渡してから、おずおずとスカートをまくっていく。
腰の上まで持ち上げると、無毛の下半身が剥き出しになる。

「よし、そこに浅く座れ」
一人掛け用のソファーの、手前側に腰を落とす。
お尻に直にソファーの感触が伝わってくる。
省吾が香織の前に立って、両方の足首を掴むとジリジリ外側に広げていく。
『あっダメっ、見られちゃいます』
掴んだ両手が、ソファーのひじ掛けの外に出してしまう。
香織は下半身丸出しで、大股開きにされてしまった。
『いやん、だれか来たら見られちゃいますぅー』
そう言いながらも、なにか楽しそうだ。
「そのスリルで興奮するのは香織のほうだろう。
お前の露出趣味のために
見たくもないお前のオマンコを見させられる方が気の毒だ」
そう言いながら省吾はポケットを探る。
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