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喪服奴隷・七菜~香織の巻~
第9章 社外調教
運転席のシートを調整する。初心者にありがちなのだが
なるべくハンドルに近づけようと、どうしても前掛かりになってしまう。
助手席の省吾に指摘されて、肘を少し曲げた位置に固定される。
『で社長、これからどこへ向かえばいいですか?』
「そうだなぁ、高速実習も兼ねて、北のはずれの福祉施設に行ってみるか。
途中のサービスエリアで飯を食えば、ちょうどいい時間になるだろう」
営業車とはいえ、いまはほとんどがオートマだ。
香織はアクセルを踏むと、近くのインターチェンジに向かう。
さっそく省吾の右手が、香織の太ももに伸びてくる。
『社長、ダメですって。ホント危ないからやめてください。
事故ったら、どうするんですか!』香織が狼狽える。
「うーーん、このまま香織と心中するなら、俺は本望だぞ。
だからお前は何をされても、運転に集中していなさい」ヤル気満々である。
省吾の指が行きつ戻りつ、徐々に中心部に進んでいく。
『社長、本当にお願いですからやめてください!』声が悲痛になっていく。

「わかった、じゃこれはやめよう」珍しく簡単に引き下がる。
ホッとしたのもつかの間、省吾の左手がベストのボタンに掛かる。
すべて外し終わると、ベストの前が開かれ、ブラウスのボタンに手が伸びる。
『ちょっと、ダメですって。人に見られちゃいます。
もうじき高速の入り口ですよ。係の人に見られちゃいます!』

緑の道路標識を左折すると、高速の入り口が見えてきた。
「いつもシートベルトのチェックをする警官が立っているんだが
今日はどうかな?見つかれば公然わいせつ罪だな。くっくっく」
香織のブラウスは前がはだけられ、乳首が顔をのぞかせている。
せめて片手で前を隠せればよいのだが
しっかり両手でハンドルを握っていないと、不安でしょうがない香織。
たったそれだけのことができない。
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