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1991〜バブルが生んだ甘えん棒、女海原をイク!
第5章 弥生
出逢った当時、弥生は未成年だった。

コンピュータ関係の専門学校に通っていた彼女も、聡太に尽くしてくれた女だった。
身長は165センチくらい、巨乳、長い黒髪、よく笑う陽気さ。どちらかと言えばインドア派で、2人でどこかに行こうと言うこともない。
デートといえばラブホ、同居の親のいない間に、彼女の家に上がり込んでのセックス。
聡太の理想の関係ではあった。

難点を言えば、体型が太かった事くらいである。
だが、三枝の様にチョイぽちゃではない。
そう、弥生は推定体重80キロを優に超える、激ポチャだったのだ!
(まぁ。ポチャ娘は情に熱いって言うしな)
女の裸体を見る度に、聡太は自分へ言い聞かせる。自分の事を棚に上げまくり、あくまで上から目線であった。

聡太の理想は、身長153センチくらいの小柄ボディにして、Dカップくらいの美乳。もちろんスレンダーで毛深くなく、顔は可愛く、さらさら黒髪ロングヘア。更には性格良く、お金持ちならなお良い。などと、自分に都合の良い彼女像を勝手に描いていた。
そんな理想的な彼女とのSEXは、大江戸四十八手、立位の対面位「鯉の滝登り」を進化させた近代体位「駅弁」である。

童貞時代に、若くして腰を痛めた聡太が目指す、理想の女との理想の体位であった。色キチの妄想と言えなくもない。

今日も外回りに行くと会社を出ると、弥生の自宅へと向かう。
「仕事大丈夫なの?」
彼女は平日の昼間に週2くらいで訪れる男に、心配そうに言う。
「大丈夫だよ。お得意さんのデカイ会社がこの近くでね。今日もこの後アポなんだ」
嘘である。ここの所、保険契約など一本も取れていない。家を飛び出して数年。聡太には縁故関係のツテもなかった。
ほとんどフルコミッションで働いていたので、給料収入はゼロに近く、パチンコの勝ち金か、由美子や三枝の奢りや細い援助で食いつないでいた。
「そうなの。仕事頑張ってね」
弥生も他の女達も、聡太の言葉を疑わないが、それを良いことに息をする様に嘘をつくサイコ野郎となっていく。
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