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1991〜バブルが生んだ甘えん棒、女海原をイク!
第1章 瑞代
ある日の事、瑞代が後輩に合わせると言い出した。こちらも部下を連れて行き、夜のWデートとなった。
瑞代の後輩は、お世辞にも美人とは言えないが、小柄で聡太好みな身体をしていた。
(次の彼女は小柄な方が良いな。しかし瑞代の方がいい女に見える。やはり一緒に連れて歩くなら、ランク下の後輩って訳かな)
聡太は自分の彼女と後輩さんを見比べ、そんな事を考えていた。
「それで土屋さんは、瑞代さんのどこが好きなの?」
瑞代の後輩が聡太に聞いて来た。
「色々あるけど優しい所かな」
確かにセックスの時は、包み込むような母性を聡太は感じていた。
結果的に短い付き合いになるのだが、初めての女に、聡太は惹かれる事も多かったのだろう。
瑞代は、隣に座っていた聡太の視線を感じ、おもむろに答えた。
「私は、聡太のタフな所が好きよ。特に夜の」
「ヒューヒュー」
お互いの後輩2人は、酔いで少し赤くなった顔で聡太達をもてはやした。

深夜を過ぎ、終電が無くなった頃に聡太と瑞代は動いた。
「じゃあ、私たちはお泊まりだから、後は2人でゆっくりとね!」
あらかじめ、後輩達をくっつけようという作戦だったのだが、聡太の後輩は寝耳に水のようだった。
「土屋さん!聞いてないですよ!」
聡太達は笑いながら2人を置き去りにし、ホテルにチェックインすると、日が昇るまでセックスを楽しんだ。
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