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彼女が突然おっパブで働きたいと言い出した!
第22章 運命のネタ見せの日
「まあ悪くは無いんじゃね~かな。」とようやく部長が口を開いた。

汗だくでぜぇぜぇ言いながらダメ出しを待っていた俺等は部長のコメントに「あ、はい・・・有難うございます。」と言っていた。

「まあ、ネタのレベルについてはどうとかこうとか言えるレベルじゃないと思うんだよな。まあ、俺は今日のネタもっと予想では酷いと思ってたからちょっと意外だった。」

部長のコメントを聞きながら陽子のほうを見ると「うんうん。」頷きながら少し目を赤くしながらこちらを見ていた。

「まあ、ネタの内容とかは今後色々ダメ出しして、今回のライブはこのまま出しても良いんじゃないすかね?」と中西先輩が部長に言ってくれた。

「ん~。まあ問題ないでしょ。心配なのは当日舞台でネタ飛ばないといいな。」と副部長も腕を組みながら言ってくれた。
 
「まあ、なんだかんだで俺等も先輩達も結構舞台で噛んだり飛んだりしたし・・・」と部長も過去を振り返っている。

「あ・・・あのっ・・・僕等今度のライブ出て良いんすか?」と菊池君がガツガツ聞く。

俺はこういう時にガツガツ出来ない性格なので、菊池君のこういう性格に困る時もあるが羨ましいと思うことのほうが多かった。

「おお!出て良いぞ!新人コーナーにはレッドリボン軍ズも出るんだが、当日お客さんの投票で面白かったほうが次の月のライブも出れるっ!ていう企画はどうだろう?」と部長が副部長に確認する。

「はいはい。まあそれ面白そうだし良いんじゃないの?」と副部長も賛成した。

「あの~。それってレッドリボン軍ズと戦って塚本菊池がボロ負けする場合もありますよね?」と陽子が会話に入ってくる。

「まあありえるな~。あいつらも漫才やるんだけどこの前ネタ見たけどまあまあ観れるレベルだったんだよ。インディーズのライブ出てもそこそこは笑いとれる奴らかな。」と部長は俺等の顔を見ながら話す。

「いいかお前等!記念で出て楽しもうとかくだらないことは考えるなよ。サークルのライブだろうと真剣にやれよ。まあ頑張れ!」と副部長も言ってくれた。

中西先輩はニコニコしていた。

俺等は嬉しくて興奮状態になり教壇の上から手を握り合った。

「お前等興奮しすぎだって!」と部長は笑っている。



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