この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
彼女が突然おっパブで働きたいと言い出した!
第24章 吉内の芸人時代の先輩
「まあ・・・今働いてる会社はお笑い界に比べれば、礼儀とかメンツに拘ったりしないんだよ。」と番長は切り出す。

「そうですね~。芸人の時ってめちゃめちゃ挨拶しまくってた思いでありますし、新人だと楽屋に入れないとか外の呼ばれたライブは楽屋にいられても椅子には座れず立ってるとかありましたね。」

「それあるな~。楽屋に入れて椅子座れるようになってようやく芸人になった実感あったもんな。」

「番長昔、一般人に何かやって!とか言われた時、めちゃめちゃ怒った時あったじゃないですか!」

「おうおう!あったなそんな時。あの時代はそういうことを飲み会の時とか舞台以外で言われるとマジで俺怒ってたな。」

番長はメンツを潰されることが一番当時嫌だったようでよく素人に「芸人なんでしょ!?何かやって。」と言われると本気で怒っていた。


そんな番長の思い出がまた懐かしかった。

番長は女子中高生にウケは良くなかったが夜のおねーさんにはよくウケていて家賃が払えなくなり、家を追い出されるとおねーさんの家に転がり込んでいたのも聞いたことがあった。

番長の妙な男くささが好きな女性も多かったのだ。

俺も詳しく番長に聞いたことは無かったが、番長が女性に不自由しているような様子は見たことが無かった。

番長と昔話で盛り上がっていると部屋のインターフォンが鳴る。

「あっ!オープンハウスの旗見たお客さんかもしれんな~!」と言って番長は立ち上がり確認すると本当にお客さんだった。

俺は空気を読み「じゃあ!番長また!そうだ名刺置いていきますんで!今度飲みましょう!」と言って部屋を出た。

その後俺は事務所で事務作業をしていたら番長からメールが着て「先程は有難う!さっき来たお客さんがあのマンション買いたいと言うことで話が進むことになった!」という内容だった。

タワマンを買えるお客さんも凄いが、それをばっちりと売る番長もやっぱり凄いな・・・







/355ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ