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彼女が突然おっパブで働きたいと言い出した!
第35章 いよいよ劇場デビュー
水島さんは場を盛り上げるのが上手いということで、トップバッターらしいのだが香盤を組む支配人もなかなかの無茶だろ・・・

しかし水島さんはどこの順番で出ようと爆笑のことが多いらしい。

「これだけ笑いとれてるのにプロでやらないって勿体ないよな。」と芸人が言っている。

この後も前半ブロックの芸人がどんどんネタをやっていく。

漫才コンビやコントのコンビが多く以外にもピン芸人は少ない。

このブロックが終わると俺等のコーナーになる。

まだ多少待ち時間はあるがドキドキ感は物凄い状況だ。

舞台に出てる芸人はどの芸人もちゃんとウケている。

やはり1本ネタの芸人はレベルが高い。

モニターを観ていると俺は喉の渇きが落ち着かず、やたらと水分を取ってる。

菊池君は顔のテカりが凄くウェットティッシュでやたら顔を拭いている。

そんな俺等の状況を察してくれたのか先輩の中西さんが「まあ、取り合えず稽古はやったんだろ?あれに気を付けて~とか色々考えるとネタが飛んだりするから、まあやるだけやってみろよ。」と励ましてくれた。

何だか大学受験の時を思い出すドキドキ感だ。

水島さんも俺等のとこに来て「肩の力を抜いてやれば大丈夫ですよ。リラックス!リラックス!」と笑顔で話してくれる。

水島さんってもし会社の上司だったら滅茶苦茶頼りになる上司だな・・・・

そうこうしていると「はい!次の蜘蛛の糸コーナー出演の皆様!間もなく出番となりますので準備してください。」とスタッフさんが呼びに来た。

支配人は客席後ろの音響・照明室でライブを観ているらしい。

そして俺等のコーナーになり、MC担当の中西さんが客席をトークで盛り上げる。

あまり良いことではないらしいのだが、中西さんが「今日出演の塚本・菊池は僕の大学のお笑いサークルの後輩なんです。」と言って大学でのエピソードトークをしてドンっ!と大きな笑いを起こす。

「中西さん良い先輩ですね。」と同じコーナーに出る芸人さんに言われて、

「あ、はい・・・」と返すしかできなかった。















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