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真面目で優秀な、憧れの生徒会長はDQNに弄ばれます
第5章 舞と悪魔
あの凄惨な1日からしばらく、舞は学校へ行けずにいた。
下腹部から溢れ出る精液はその後何日間も止まらず、徐々に浮かび上がってきた全身のキスマークを見る度にあの光景がフラッシュバックした。
もう学校も行きたくない。
人と会いたくない。
舞のスマホには、クラスメイトから心配の連絡が何通も届いたが、目を通す気にならなかった。
……けど、なぜか。
深夜に届いた通知。
それには目を通してしまった。
いや。
目を通して良かったのかもしれない。
知らない連絡先。
無題、本文無しに添付写真。
それは、あの日、男に犯されている舞の姿だった。
……口角が微妙に上がり、悦んでいるように見えなくもないショット。
それだけを選んで送り付けていているようだった。
舞の身体が震える。
下腹部から何かが溢れた
……気がした。
もう、溢れているのか溢れていないのかもわからない。
溢れた、と思って溢れていないことの方が多い。
トラウマが、身体に刻みつけられている。
そしてこの写真。
……死のう。
ベランダに出て、下に目をやったその瞬間。
誰かがいた。
そこにいたのは
悪魔だった。
下腹部から溢れ出る精液はその後何日間も止まらず、徐々に浮かび上がってきた全身のキスマークを見る度にあの光景がフラッシュバックした。
もう学校も行きたくない。
人と会いたくない。
舞のスマホには、クラスメイトから心配の連絡が何通も届いたが、目を通す気にならなかった。
……けど、なぜか。
深夜に届いた通知。
それには目を通してしまった。
いや。
目を通して良かったのかもしれない。
知らない連絡先。
無題、本文無しに添付写真。
それは、あの日、男に犯されている舞の姿だった。
……口角が微妙に上がり、悦んでいるように見えなくもないショット。
それだけを選んで送り付けていているようだった。
舞の身体が震える。
下腹部から何かが溢れた
……気がした。
もう、溢れているのか溢れていないのかもわからない。
溢れた、と思って溢れていないことの方が多い。
トラウマが、身体に刻みつけられている。
そしてこの写真。
……死のう。
ベランダに出て、下に目をやったその瞬間。
誰かがいた。
そこにいたのは
悪魔だった。