この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
乳母…めのと
第6章 乳母…6
川口の部屋に戻ると
「ごめんなさい。私…ここを…出るわ。」
あおいは川口に謝った。

「何故?」
「本当に私を愛して無いでしょ?私も愛して無いの。」

「いや、愛してるよ。」

「私が悲しむ事を川口さんはしているもの。」

「え?犯人は見つけたよ?嬉しく無いの?」

「ううん。それは…とても感謝しているわ。」

「じゃあ、何?」

あおいは、クローゼットを開け、部屋の防犯ビデオの存在を指摘した。

「知った時、凍りつきました。事務所にもカメラがあったなんて…」

「自分の事務所だし…部屋だし…」

「でも、私には知らされて無かった。セックスしている時も撮られていて、この部屋のベッドまわりのカメラも増えましたよね。」

「そ…それは…」

「処分して下さい。私の目の前で処分して下さい。川口弁護士!」
あおいの目は怒りに溢れていた。

「いつから?知っていたの?」

「来て直ぐに…最初はただの防犯ビデオだと思っていたけど…ずっと撮られていたし…」

「そうか…あおいちゃんが好きだったのになぁ。」

「私も好きになりました。愛していけそうだと思ったけど…でもやっぱり無理で。」

「あいつのとこに行くの?」

「隼人君の所に行きます。」

「あいつが好きなの?」

「好きですけど…私が好きなだけです。」

「ありがとうございました。川口さんには感謝しています。とても。」
あおいは笑顔で言った。

「最後にお願いを…」

「何?」

「おっぱいを触らせて。」

「え?」

「頼む。」

「ん…無理に決まってます。あ、録画したのを消して下さいね。」
あおいは強く念を押した。
「調査費用は、絶対に払いますので請求書送って下さい。あ、ちょっとは負けて下さいね。」

そう言うと、深々とお辞儀をして川口の部屋を出た。


/160ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ