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ラブシーンをもう一度…
第3章 ラブシーンをもう一度…
どうしよう…

今度は、本当にレイプの被害を受けてしまったわ…

どうしよう…

アタシは、面識のない男から無理矢理力でねじ伏せられて、レイプの被害を受けてしまった…

しかし、その一方でアタシの乳房(むね)の奥で眠っている女の部分が今にも目覚めそうになっていたので日増しにおさえきれない気持ちが高まって行くばかりであった…

アタシはダンナに抱いてほしいと何度もお願いをしていると言うのに、ダンナは『しんどい』とか『寝たい』などと言うて、アタシの言葉をさえぎっていた…

そんなことが10日も続いていた…

アタシは、とうとうガマンの限度を超えてしまったのでダンナとひどい大ゲンカをしてしまった…

その日の夕方6時過ぎのことであった…

アタシは、小田急と京王電車の下北沢駅の南口の広場のベンチにひとりぼっちで座って、考え事をしていた…

アタシ…

どうしてダンナと結婚なんかしたりしたのかな…

アタシ…

どうしてダンナの言葉に負けてプロポーズを受けてしまったのかな…

アタシ…

本当のことを言うと…

やさしく抱かれたいの…

なのにどうして…

アタシを無理やり犯してしまうの?

どうして…

アタシをロープでぎゅうぎゅうに縛り付けるの?

アタシ…

ボロボロに傷ついて…

壊れてしまったわ…

どうして、やさしく抱いてくれないの…

アタシは、悲しくなったので泣きそうなっていた…

そこへダンナが、アタシのことを探しに来ていた…

アタシは、怖くなっていたのでその場から逃げ出そうとしていた…

ダンナは『待ってくれ…』と言うて、アタシの右腕をつかんだ…

アタシは、ダンナの前でくすんくすんと泣きながらこう言うた…
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