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《リベンジ☆ラブ…恋になるまで…》
第7章 それぞれの日々の中で…
『…そう、あたしはそれだけ…』
彼女はベンチから立ちその場を離れようと一歩そして中川に背を向けた。

『のり子さんが作ってくれた弁当残さず食べてから話をしよう、座れよ』
彼は隣のベンチを軽くたたいた。

残さず、食べた後。

綾香はクラスメートから小学中学と真面目という事でからかわれ、または朝みたいに中川が向ける眼差しが何で綾香なのかとひがまれる事がとても嫌だと小さな声でそう伝えた。

『目立たず騒がれず、そうありたいのに』

『目立ってないじゃん、リボン似合うよ』

『リボンとかそういうんじゃなくて…もっと内面的な…』

けど彼女はクシュクシュのソックスが履きたいと、崩した制服の着こなしを、彼女等みたいに巻いたクルクルの髪にしたいと内心思っていたりするのだ。

『要するに自分に自信ないだけじゃん、勉強教えてくれる綾香さんって頼もしく思うけど…誇りにしていんじゃない?俺は綾香さんは綾香さんのままでいいと思う』

『あたしはだから勉強ばかりのつまらない人で…恋愛対象には全然…』

『誰が…誰がそんな事言ったんだよ、一言言ってやる』

『茶髪くん…』
彼女はそう言って首を振る。

『仕方ない奴だな、俺が彼氏だって覚えとけよ』

中川はそう言い綾香に触れるようなキスをしそして大事そうに背中に手をまわしそっと抱きしめた。

『俺が彼氏だ…』

キスが深くなり彼の唇が彼女の唇をなぞり片方の手は彼女のスカートの中で下着に触れる。

もっと…
ぎゅっと抱きしめて…
スカートの裾めくれてるけどいいの…
あたしこのままでいたい…
あたしの不安を抱く手でその唇で癒やしてください…

あたしって…
あたしってこんなこと思うなんて頭がどうにかしてるかも…
不良にでもなるつもり?

『不良…』

くぐもった声ではあるが彼にそれが聞き取れたのか笑い出す。

『不良って俺?不良なのは今更だ』

『違うの…あたし…こんなこと望んじゃって不良かも…』

もっともっとという欲望が芽生えたと彼女は恥ずかしそうに彼に伝えると彼は彼女の胸を揉み力を入れた。

『大きくしてやる…欲望も胸も…』
彼は指先に力を入れ丸く揉んだ。

『…あぁ…』
彼女は声にならない声を出し彼にしがみつく。

俺が大きくしてやる、胸も欲望も!そんな誓いか。

彼女は彼はお互いが大切だというふうに触れ合う、そんな昼休み、誰も知らない。
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