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《リベンジ☆ラブ…恋になるまで…》
第8章 新たなる人物…
中川がいる出入り口のドアに綾香は行ったが生徒が一斉に2人を見ていた為に緊張が増す、廊下へとうながしドアを閉める。

『忠告守れなくてごめん…でも宮川くんが…』
声が震えうつむく。

『…俺何も言ってないけど宮川なんだ?』
口調が怒っている。

『…無理やり…あたしの意思では…』
手を握りつま先をみる、お弁当が視界に入り彼女は彼に弁当を差し出す。

『弁当なんかで気をそらそうとかさ…でも俺にはありがたい弁当だから受け取るけど、その頬どうした?』
弁当を手にし、もう片方にはカバンを持っているので頬のあたりを示すかのように顔の向きと視線を彼女の頬へと示した。

『…階段で転んで…』
親に言った嘘をつく。

『…不自然だろ、嘘をつくなよ』
彼はイライラしている、

その時、遅れてきた生徒が2人をみながら教室に入るので話はそこで止まってしまった。

『悔しいけど綾香が宮川に踊らされてんだろ…仕方ねぇよな、次はもうゆるさないから』
彼は階下に降りていき綾香は立ちつくしていた。

許してくれるの……!?
もう隙を作らない…

✿ ✿ ✿

それから後、
校内を移動する時時々宮川の女を誘う声がするようだ。

『昨日は楽しかった、あんたさ処女じゃないから楽でいいよ』

またはこんなふう。

『やりたい子紹介してよ』

またはこんなふう。

『テストでイライラ、セックスで憂さばらし最高〜』

やりたい子はそれでも相手にするが、そうでない生徒は宮川春樹に対して避けるようになっていった。
宮川春樹はセックス依存者だという図式が生徒の間で広まっていく。

『…なんだよ!どいつもこいつも!』
宮川春樹が叫んでいる。

宮川から接近されなくなった綾香は上のような声を聞く度に警戒しかかわらないようにしていた‥


夏も近く進路の方に意識を向けなければいけないのだ。
中川とも彼が寛大なのかまた普通に会話出来ている。

弁当を食べながら進路の事を中川に聞かれる。

『瑞穂大よ、茶髪くん知ってるくせに何?』

『俺も瑞穂大行くよ、追いかけてく』

『うん、成績もあがってるこのまま真面目に勉強したら受かるよ』

『厳しいか〜』

そんな他愛もない会話だが平和だと感じるのがありがたく思える。

校舎に戻る時、とある生徒が中川を呼ぶ。

『中川くんお願いね〜』

何…
心がざわめく…
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