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いたいけな密室〜二人の処女の調教記録〜
第7章 詠美の『仕込み』の再開
「アイナさんもかわいいです...すごく、大人っぽくて」

「ほんと?うれしいー!」

まったく大人っぽくない態度で抱きついてきたアイナを受け止め美奈緒がよろめいていた時、また外から扉が開いた。

今度部屋に入ってきたのは高崎だった。

高崎もアイナと同系統の服装をしている。

筋肉がよくついた裸の上半身にベルト型の拘束具らしきものをXの形に締め、下半身は局部の膨らみがはっきりとわかるピタリとした黒いレザーパンツだ。

「おー、高崎っちもかっこいいじゃーん」

アイナが気安く胸板を叩いて男前を褒める。

高崎はオールバックに撫で付けた髪の下の精悍な目を一瞬美奈緒に向けたが、アイナのことは完全に無視した。

「かわいくなーい!はいはい、お仕事モード中はドSだもんね高崎っちは〜」

アイナは口を尖らせ、それからまじまじと高崎の長身を見上げた。

「ほんっと、お仕事スイッチ入ってる時はめちゃセクシードSイケメンで、俺に堕とせないメスはいないみたいなオーラ放ってるくせにさー」

まあアイナはパパ一筋だから堕ちないけどー、と言いながら、少女は美奈緒の耳元に口を寄せる。

「ふだんはヌボーっとした暗いやつでね、しかも純真というか素朴というか、デートコースが毎回動物園とか水族館とかで色っぽさのカケラもないの」

「デート...ですか」

「あっ、アイナとじゃないよ!高崎っち、うちのシオちゃんてコと付き合っててね」

「アイナ」

高崎が低く名を呼んだ。

言外に『やめろ』という圧が滲んでいる。

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