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いたいけな密室〜二人の処女の調教記録〜
第7章 詠美の『仕込み』の再開
「だってシオちゃんに聞いたんだもーん、いっつもパンダとかイルカ見に行ってるって。
たまには夜景とかもっとオシャレなもの見に連れてってあげなさいよね」

「...仕事中に紫央の名前を出すなと言っただろ」

おしゃべりをやめないアイナに対して、高崎の声に本気の怒気が混じった。

美奈緒は思わず息を飲み、アイナもさすがに口を噤んだ。

「...はァい、ごめんなさい、もう言いません」

素直に謝る。

気持ちの切り替えが早いアイナは、すぐに明るく話題を変えた。

「で、パパと詠美ちゃんはいつ来るの?」

「今向こうで着替えてる。もうすぐ来るだろ」

高崎もアイナのこの調子には慣れっこなのか、愛想はないが特に先程の怒りを引きずった様子もなく答えている。

(詠美と桐生さんもここに来るんだ)

もうすぐ全員がこの部屋に揃って...そして、次はここで何が行われるのだろう。

美奈緒の心臓が高鳴り出す。

そして、その「もうすぐ」は、本当にすぐ訪れた。

部屋の扉が三たび開かれ、桐生と詠美が揃って部屋へと入って来た。

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