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幻の果てに……
第3章  悦楽


 力が抜けた腰を持たれ、何度かグラインドした後に和斗も放出したようだった。
 そのまま抱き上げられ、彼の胸に顔を着ける。
「はぁっ……。あっ……」
「向こうも凄いよ……」
 静香は塊が抜けそうなくらい上下して、顎を上げて悦がっていた。
「あぁんっ、んんっ、はぁんっ」
 浩太も腰を使い、片手で背中を支えながら乳首を摘まんでいる。
「イイっ、はぁんっ、あぁんっ」
 それを見た和斗が、私の体を離し乳首をしゃぶってきた。
「あんっ」
 もう一方の乳房を揉みながら、指先が乳首を掠める。
「はぁんっ、んんっ」
 イったばかりなのに、体は貪欲。
 与えられる快感に、素直に反応してしまう。
「ヤぁんっ、ダメぇっ、あぁっ、イくっ! あんっ……」
 静香がぐったりと浩太に倒れ込み、彼もほぼ同時に放出したようだった。
 和斗も愛撫をやめ、優しく抱きしめてくる。
「梨央。また会いたいな……」
「え……」
 何と答えたらいいのか、困ってしまった。
 また会えば、それは浮気のような気がする。
「ダメだよ……。ねっ、梨央」
 静香に言われて頷いた。
「今夜のことは、今夜で終わり」
 静香が立ち上がると、萎えた性器がズルリと抜けた。
「残念」
 和斗は笑っている。
 愛情なんて誰も持っていない。
 ただ、セックスをする相手。
 もう会えない事にじゃないが、妙な淋しさを感じた。
「梨央。シャワー浴びて帰ろう?」
「帰っちゃうの?」
 男性は2人とも、残念そうに言う。
「今日は、梨央んちに泊ることになってるから。外で呑んだ後」
 笑顔でバスルームへ行く静香を追い、私も和斗の温もりから離れた。



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