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幻の果てに……
第3章 悦楽
「ズルいー。私はー?」
静香が近付いて来て、グラスをどかしたテーブルに座る。
「あんっ」
浩太が、バスタオルを外した静香の乳首をしゃぶり始めた。
ソファーセットでの淫らな行為。それに、いつも以上に感じてしまう。
「はぁっ、んんっ」
私の乳首から手が離れたのは、静香を愛撫しているから。
見えたのは、テーブルに座ったままソファーへ開いた脚を載せる静香。
浩太はその秘蕾へ指を抜き挿ししながら、乳首を弄っている。
「んんっ」
私は塊をしゃぶっているから、喘ぐことも出来ない。
それでも、後ろからの刺激に一瞬塊から離れてしまった。
「あぁんっ」
こんな状態での挿入。
「梨央。ちゃんとしゃぶって……」
「はぁっ、んんっ」
バックから挿入されているのに、別の男の塊をしゃぶっている。
そう考えただけで、密が溢れてくる気がした。
淫らすぎる行為。
「あんっ。あぁんっ」
静香の喘ぎと、秘蕾を抜き挿しするクチュクチュという音。後ろからは、自分の密が出す音も聞こえてくる。
体へ与えられる快感と同時の、淫らだという思い。
全てに五感を刺激され、堪らなくなっていく。
「はぁっ、んんっ」
「梨央も静香もいやらしいね。最高だよ」
それを、誉め言葉だと思えた。
これが本当の私。
普段は、仮面を被っているだけ。
「あぁっ、はぁんっ」
浩太の塊を持ったまま、背中を反らせた。
バックからの刺激が強くて、しゃぶり続けられない。
「梨央。もういいよ。静香、おいで……」
浩太の言葉に、静香がすぐ彼に跨る。
「あぁんっ、浩太ぁっ、んんっ」
静香の秘蕾に、浩太の猛ったものが挿いって行く。
膝を着いた静香が上下する度、グチュグチュと塊が出挿いりする。
それを目の前にしながら、私は後ろから犯されていた。
「あっ、あぁんっ、ヤっ、あんっ」
今までの行為のせいで、上り詰めるのが早い。
「梨央のココ、最高だよ。また、締め付けてくるっ……」
自分にそんなつもりは無くても、絶頂前の無意識の反応。
「もうっ、あんっ、ヤっ、んんっ、イくぅっ! あぁんっ……」