この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
幻の果てに……
第4章  妄想


『ずっと前から、梨央を犯したかったんだ……』
「あんっ、んっ、はぁんっ」
 私は相手の名前も知らない。
 それなのに、ずっと犯したかっただなんて。
「あっ、あぁんっ、んっ、イくぅっ! はぁっ……」
 絶頂を迎えた後も、彼のグラインドは止まらない。
「んっ……。あぁっ……」
 またすぐに、快感へと引きずり込まれていく。
 私の中でうごめく性器。
『何度でもイっていいよ……』
「あっ、あんっ」
 触ってくれない乳首を、自分で弄り始める。
 硬く尖っているのを指先で摘まみ、グリグリとした。
「はぁんっ、あぁっ」
『梨央は本当にいやらしいね……』
「違、うっ、あんっ」
 頭を振る。
『嘘つきだね。こんなに濡らして……』
 妄想の世界の男は、次々といやらしい言葉を投げかけてくる。
 バイブのせいだけでなく、自分の願望。
 体も、言葉でも犯されたい。
 そんなセックスに溺れたい。
「あぁっ、ヤっ、はぁっ」
 ゾクゾクするような快感。
 鳥肌が立つような感覚。
「あんっ、あぁんっ」
 一度熱を持った体は、すぐに昇りつめようとしてしまう。
「あっ、ヤぁんっ、はぁっ」
 中でうごめくものと、クリトリスへの刺激。それに加えて自分で乳首を弄る恥ずかしさ。
 全て、彼に見られている。
「もうっ、あんっ、んんっ、イくぅっ! あぁっ……」
 眩暈がするくらい、全身が震えた。
「はぁっ……。はぁっ……。んっ……」
 全身が痺れているよう。それでも、バイブは動き続ける。
 何とかスイッチを切り、バイブを抜いた。



/91ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ