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幻の果てに……
第5章  初体験


「あんっ、はぁっ、はぁんっ」
「一度、イってもいいよ?」
 それだけ言うと、今度は反対の乳首をしゃぶり始めた。
 まだ、バイブのスイッチも入っていないのに。薫の抜き挿しが絶妙で、私は高まっていく。
「ヤっ、あぁっ、んんっ」
 抜き挿しするグジュグジュという音。乳首からはピチャピチャと聞こえてくる。
 中の悦い場所に反応してしまい、そこだけを責められた。
「あっ、あぁっ、ヤぁっ、んっ、イくぅっ! あっ……」
 男性と違って、熱を吐き出せるわけじゃない。
 熱さは残ったまま、荒い呼吸を継ぐ。
「はぁっ……。んんっ……」
 いつの間にか乳首から離れた彼女は、私を見ながら抜き挿しを続けていた。
 薄く開けた視界にあるのは、私と同じ女性の体を持った薫。
「梨央……。可愛かったよ」
 満足げな笑み。
 私はレズビアンじゃないのに、彼女からの刺激で絶頂を迎えてしまった。
 セックスに、性別も関係ないのかもしれない。
 薫は、女性の体を持った男性。男性器を持っていないだけ。そう思うと、不思議な感じがした。
「私も、気持ち悦くなりたいな……」
 彼女の手が止まる。
「え……」
 私からは何も出来ない。
 乳首を弄るくらいならいいが、しゃぶったり、ましてや濡れた秘蕾を舐めるなど無理だと考えていた。
「梨央はそのままでいいから」
「あっ……」
 バイブを抜くと、何故か逆向きにして挿れられる。
 反対側も同じ素材で、持ち手じゃなかった。
「梨央の気持ちイイ顔見てたら、私も濡れてきちゃった……」
 座った薫が、腰を近付けてくる。
 今まで私の中にあった部分を、自分の秘蕾へと挿入した。
「はあっ、んんっ、梨央っ……」
 バイブが長かったのは、そのせいだと気付く。
 二人同時に挿入するため。多分、レズビアン専用だろう。もしかしたら、男同士でも使えるかもしれない。



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