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幻の果てに……
第6章  衝撃


 色々な方向からシャッターが切られ、全身も撮られている。
 横を向いても、顔は写ってしまうだろう。
 何度も何度もフラッシュを浴びる。
「可愛いよ。梨央……」
 卓也の呼吸が早くなっていた。
 私は、痛みを堪えるしかない。
 次に彼が持って来たのは、掌サイズのもの。
「な、に……?」
「忘れてた。こっちにもね……」
 両方の乳首に何かを挟まれる。
「痛っ、嫌ぁっ!」
 短い紐の先に重りが付いているらしく、動くと乳首の痛みが強くなった。
「お願い……。もうやめて……」
「いやらしいことしたいから、あの店にいたんだろう?」
 首を振りたかったが、そうすると乳首も秘蕾も痛む。
「いいじゃん? 望み通り、凄くいやらしいよ?」
 そう言うと、今度はビデオを撮り始める。
「梨央。どう? イイ?」
「嫌……」
 顔もアップで撮られ、涙が出てきた。
 拘束を了承したせい。
 拘束されれば、私は何の抵抗も出来ない。
 抵抗も諦め、ただ痛みに耐えていた。
「いいよ。その顔。可愛いから、高く売れるよ」
 売れる……?
「何に、使うの……?」
 やっと口にした。
「裏DVD。日本中に出回るよ? 梨央のデビュー作」
「嫌っ。それだけはやめてっ」
 DVDなんて、誰が観るか分からない。
 広げられた秘蕾も、顔もしっかり写っている。
「じゃあ。俺の言うこと聞ける? だったら売らないであげるよ?」
「聞くから。お願い……」
 この状況では、そうとしか言いようがなかった。



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