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裏の顔を持つ教師
第1章 芽衣の秘密
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中学校の教師となって4年目になる今井伸司は今年の4月からとある中学に転任となり、新1年のクラスの担任をしていた。
そのクラスの学級委員長は中山芽衣である。彼女はいわゆる優等生タイプで、しかしながら、スポーツも得意で欠点という所が見当たらなかった。
ある日、伸司は芽衣に相談があると聞き、放課後に教室で話をすることにした。
(あの真面目な芽衣が相談とはめずらしいな。何か悩み事でもあるのだろうか…)
不思議に思いながら伸司は夕日が差し込む教室で待っていた。
ガラガラガラ
「すいません。ちょっと相談があって。」
芽衣は少し恥ずかしそうに伸司に言い始めた。顔が赤くなっている。伸司は思わずドキッとしてしまった。何もかも完璧でそつなくこなす子だと思っていたが、意外とオレも頼られているのだろうか。
「何だ、クラスで問題でもあったか、それとも違う相談か?」
「そ、その…」
芽衣はまだ、言いにくそうにしている。
「二人だけの秘密にしておいてやるから言ってみろよ。」
伸司は軽い気持ちで言った。
そのクラスの学級委員長は中山芽衣である。彼女はいわゆる優等生タイプで、しかしながら、スポーツも得意で欠点という所が見当たらなかった。
ある日、伸司は芽衣に相談があると聞き、放課後に教室で話をすることにした。
(あの真面目な芽衣が相談とはめずらしいな。何か悩み事でもあるのだろうか…)
不思議に思いながら伸司は夕日が差し込む教室で待っていた。
ガラガラガラ
「すいません。ちょっと相談があって。」
芽衣は少し恥ずかしそうに伸司に言い始めた。顔が赤くなっている。伸司は思わずドキッとしてしまった。何もかも完璧でそつなくこなす子だと思っていたが、意外とオレも頼られているのだろうか。
「何だ、クラスで問題でもあったか、それとも違う相談か?」
「そ、その…」
芽衣はまだ、言いにくそうにしている。
「二人だけの秘密にしておいてやるから言ってみろよ。」
伸司は軽い気持ちで言った。
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