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泥だらけのお姫様
第4章 本性はあまりに残酷で醜くて

 少しすると、上から男の人が降りてきて、上の階のすりガラスに囲われた部屋に通された。

「お茶でいいですか?」

「……結構です。垣ノ内優衣さんは、いらっしゃいませんでしょうか?」

「垣ノ内は、あいにく、取引先とのアポで外出中でして……。ご用件は、なんでしょうか?」

「こういうことです。こういったことは、どうお考えなのでしょうか? 迷惑しているのですが……。こちらとしては、出るところに出ても構わないと思っております」

 私は、優祐のSNSアプリでのやり取りをコピーした紙を見せつけた。

「そっ、それは……困ります。弊社の名前に傷がつくのは、こちらとしても……。監督不行き届きで申し訳ありません」

 悪くもないのに深々と下げるハゲ親父には同情する。

「私としても大事にはしたくありません。彼女になんらかの処分を下すことは可能でしょうか? もちろん、夫も悪いので、減給でも左遷でも生活できる程度の罰なら構いません」

「そ、それはもちろんです」

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