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降りしきる黄金の雫は
第6章 6 診察
「案ずるな。お前たちと違って苦痛を与えるような真似はしない」
「桂さん……」

疲労した動かないからだと深いリラクゼーションが僕の思考を奪う。
するりとネクタイがほどかれ、カッターシャツの前がはだけ、滑らかな指先が胸の上をマッサージするように撫でられる。
身体中を優しくほぐされ、撫でまわされる間中、新鮮な酸素が送り込まれ続けている。
彼の身体がローブを着たまま僕の上に重なり、全裸で身体中愛撫された後、足を広げられた。

「桂……さん? 何を?」
「直接、注入する」

そういうと彼は自身の指先をがりっと噛んだ。

「あっ――」

噛まれた指先から飴色の透明な液体がぬるりと流れ出た。

「だめっ。身体を傷つけないで――」

ふっと初めて桂さんは笑顔を見せた。

「これくらいは傷のうちに入らぬ。お前は自分の心配をもっとした方がいい」

濡れた指先を僕の臀部からくぼみへ這わせ、閉じられた蕾をほぐされる。

「んん――」

襞の周りを優しく円運動しじわじわと中心に向かってくる。

「あ、は、あぁ――」

丹念にほぐすと彼はゆるゆると指先を忍ばせてくる。かき回したり、前後運動をさせたりすることなく優しく内壁を探る様に押しながら侵入を進める。

「くぅ、な、そ、こっ――ふっ」

身体の中を甘い電流が走るような感覚があった。

 静かな愛撫を優しく受け続けると身体の発熱が違う『熱』に変わっていく。

「そのまま力を抜いておけ」
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