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降りしきる黄金の雫は
第9章 9 蜜月
放出によって少し冷めたかと思ったが、桂さんがゆっくりと動き出すとまた心地よさと熱気が身体中に広がっていく。

「あぁ……」
「ふむ。良さそうだな」

表情も息遣いも変わらない桂さんが僕を覗き込んで確認する。

「あっ、うっ、け、いさんは、良くないの、です、か?」
「よい」

「な、んか、あんまり、んん」
「元々、快か不快しかない。それでもお前とこうするととても心地よい」
「そ、うですか。よか、った」

少し笑んで彼は動きを大きくし速度を上げた。

「あっ! だっ、め、ああっ!」
「だめなのか? 本当に心と言葉が裏腹なものだな」

確かに本当にダメではないが、この快感と羞恥心をどう伝えたらいいのか。考えても快感の波が思考を奪い声をあげるしかなかった。

「またこちらも回復してきたようだな」
「あぅっ――」

いつの間にか起立している僕のものを桂さんは優しく撫でる。二か所から同時に快感に襲われ耐えることが出来ない。

「もうっ、も、う、だ、めっ、あ、くぅ――い、くっ」
「私も出そう」

身体の中心から圧力を少し感じた瞬間僕は絶頂感と浮遊感を感じる。

「ああっああぁぁ――あ、はぁ、ああ、はぁはぁ……」

痙攣する身体を優しく包み、髪を撫で口づけを与えた後、彼は耳元で何か歌うように囁いた。甘美で優雅なその囁きが唐の詩人、白居易の『長恨歌』であることを知ったのはずっと後のことだった。
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