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監禁束縛〜裏切りと暗殺者の最期〜
第2章 残虐な罰
(いや、なはず…なのに……なんで、こんなに気持ち…いい、の…?)

シェリルは戸惑いながらもトロンとした目でキスを受け入れ頭の中が真っ白になりフッと意識を飛ばした。

「おっと」

(無理させ過ぎたか)

ガクンと頭が揺れ気を失ったシェリルを姫抱きにすると外に出てバスタオルで自分とシェリルの身体を拭くとシェリルを部屋に戻した。
一方その頃、クルトは監視室のモニターでシェリルとノエルの行為を見ていた。

(まさか旦那様も屍姦に興奮しているとは…)

クルトの股間は勃起しているのか、膨らんでいた。

「なんだクルト、ここにいたか」

そこにノエルが入ってきた。

「!!旦那様、ええ…申し訳ありません…一部始終見させてもらいました」

「構わん。で、何か言いたげだな…なんだ?言ってみろよ」

「いえ、ただ……旦那様も屍姦に興奮される方だとは知らず驚きました」

「まぁな、ってお前もか?」

「はい。昔父が母を殺した上に死体を弄ぶように犯していたのを見てその後それが屍姦だと知りました。した事はありませんが興味はあります」

「だったらお前もするといい。次の女が来たらだけどな」

「はい……ああ、そういえばまたアシュビー様から連絡があり使えない女とスパイ容疑の男を処分してくれ、と」

アシュビーという名はシェリルの雇い主であり暗殺組織“クライム”の代表でエアハルト・アシュビーという名前である。

「今度は二人か…しかも男とは」

ノエルはため息をついた。

「どういたしましょうか?すぐ殺しますか?」

「……いや、考えがある。男が来たら呼んでくれ。女の方は好きにしろ。すぐ殺すにしろ、俺みたく性奴隷にするのも構わん」

「……よろしいのですか?」

「ああ」

「ありがとうございます。ちなみに男の引き渡しはもう間もなく…後一時間ほどです。女の引き渡しは明後日になります」

「わかった」

クルトは頭を下げるとアシュビーを迎える為に玄関に向かった。
ノエルは監視室に留まり監視映像を操作した。
昨日とつい先程のシェリルが死ぬ直前から息を吹き返した後までの映像をコピーし自分のスマホに転送すると部屋から出て行った。
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