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狼に囚われた姫君の閨房録
第22章 新八と一の謹慎騒動
私のほっぺたを挟むと、総司は唇を重ねた。久しぶりの口づけだ。
「んぁ……ふぅ」
総司は私のうなじを舌でたどる。袷の上から、小ぶりの乳房を嬲った。
総司の愛撫は力が弱くなっていた。それを感じるのは悲しかった。
「ふぅん……うぅっ」
総司は袷の胸元をはだけると、乳白色の裸身をあからさまにした。
乳房にむしゃぶりつく総司。甘ったるさで私の体が痙攣した。
「ぐっしょりだよ。すっごく、感じてるんだね」
総司は楽しそうに足の間に手をやった。私の足をM字型に広げ、まんぐりがえしの姿勢にした。
引き出しから、総司は手鏡を取り出した。丸見えの花弁を映して、私に見えるようにされる。
「い……やっ……」
「ひくついてるよ。僕に愛されるのが待ち遠しいみたいだね」
薄笑いを刻むと、総司は私の花びらに口をつけた。わざと音を立てて、溜まった雫を啜り込んだ。
雫がこんこんと湧き出る泉を、総司は舌でかき回す。ザラザラした長い舌が秘奥まで突き入れられる。
迫りくる官能の揺らぎに、私は流されてしまう。
「……うぅ……イっちゃう〜」
「まだまだ。許さないよ」
総司は唇を離すと、しばらく私を放置した。視線でのみ、私を犯す。
私は両足をすり合わせ、腰をもじもじさせた。
「兄上さま……」
舌足らずで訴えると、総司は下穿きを外した。
いきなり、猛った剛棒を女唇に挿入する。腰を入れ、抜き差しを開始する。
「……ううう……」
私の中で総司のものが膨らむ。闇雲に突かれて、私の美肉が悲鳴を上げた。
「一緒にイくよ!」
総司の命が私の胎内に放たれる。私は唇を噛み、総司の全てを受け止めた。
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