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先生〜梨花に捧げるセレナーデ〜
第6章 先生、名前だけでも覚えて下さい
それから1月程は体育教官室へ行くたびに、ミオって子がいて大石先生と接触出来ず
イライラが積もっていった

そんなある日、体育教官室へ行くと大石先生だけしか居ない

「失礼します」チャンスだと思った

「大石先生、バレーの社会人してるって本当ですか?」思い切って話しかけてみた

振り返った大石先生は「お?君はーー確か。。」

「柔道部マネージャーの高木です」1番刺さるであろうキーワードを入れる

「あー!転校生の」

「そうです」ヤバい!補導の黒歴史もバレてるのかしら???そんな事はいい。もっと話して印象つけなきゃ

「私、バレー好きなんです。NDCの試合とか見に行ってました」大ウソだ。NDCの試合に行ってたのは姉。。。この際話題は何でもいい。

「そう?」

「先生は、、、」話を繋ごうとしたら

「圭太!ミオちゃんの顔面にスパイク当ててしまった!!」
そう言ってミナミ先輩と呼ばれている人が入ってきた

「マジかっ!」叫びながら大石先生は行ってしまった

またしてもミオって子に持っていかれた。。イライライライラ

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