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幼稚園から始まって高校生になったなら。
第30章 アナルセックス(準備)
「柚希ほら、もっとお尻出して」

「う、うん。解ってる。こう・・・」

「そうそう、それじゃ、えい!!」

「くうぅぅぅ~・・・っ!!!」

 柚希がくぐもった悲鳴を発するが、もうこれで四回目だ、お尻に透からの浣腸を受け入れるのは。

 あれから一週間後、夏休みも殆ど終わってしまったある日。

 その日も柚希の両親は揃って帰りが遅くなるために前日の夜に、透に“娘をよろしくね”と言いに来たのだ。

 それに笑顔で応じた透は次の日、宮下のおじさんとおばさんが出掛けたのを見て取るとまだ朝も8時前だと言うのにいきなり柚希の家へと向かった。

「柚希!!」

「わ、びっくりした。でも待ってたよ。はいこれ!!」

 チャイムを鳴らすと少し驚きながらも柚希が出迎えてくれるがその手には透もよく知っている、あの浣腸の容器が幾つか握られていた。

「お母さんに言ってもらったの、めっちゃ恥ずかしかったんだからね?」

「ごめんね柚希、でもお願い聞いてくれて有難う。めっちゃ嬉しい、本当に!!」

「う、うん。まあ良いけど・・・」

 と、心底嬉しそうに告げる透に少し照れながら柚希が応えた、彼女だって別に怒った訳では無いし、それにちょっと恥ずかしかったけれどここまで喜んでもらえたのなら頑張って良かったと内心、得意気になる。

「それでさ、それ。早速使いたいんだけど」

「ええっ!?う、うん。まあ良いけど・・・」

(本当はもう、一個使っちゃったんだけど・・・)

 実はアナルセックスに付いては自身も興味を持った柚希は一度、“お尻に入れる感覚ってどんなだろう”と思い、試してみたのだ。

 それにやはり、いきなり透にされるのは恥ずかしい、透の前でトイレに行くのってどうかな、と言う思いも手伝って自分でやってみたのだが思ったほど不快なモノでも無くて、これならば何とかなるかも、等と考えていたのだ。

(でもアソコ程の快感は無いよね、透も何でこんなの好きかな・・・)

 そんな事を考えていた柚希は知らなかった、後で自分がアナルセックスで透に悶絶させられるのだと言うことに。
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