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おとなりの、ひとづまと。
第4章 人妻と風呂場で戯れる。
 承諾を得ると、さくらさんは手の平にボディーソープを垂らした。
 通常使用する分よりもかなり多い量だと思う。それを両手で揉み擦り泡立てていった。
 タオルやスポンジの様なもので洗ってくれると思っていたのだけれど、どうやら手で直接身体に触れてくれるらしい。
「翔太、こっち向きな」
 さくらさんに言われるがままにおれは座ったまま、身体の向きを変えた。
 依然、白いバスタオルで身体を巻いているだけの、水着や下着よりエロく見えてしまう、さくらさんの姿が目に映る。
 明るい茶色の髪の毛をくるくるとひとつに纏め上げているので、普段より、雰囲気が違って見えてしまう。
「ねえ、翔太?」
「はい」
「アンタのチンポさぁ?さっきからびくんびくん動いてるんだけど、それってあたし見て反応してるワケ?」
「そ、それは、多分、そうだと、思うよ。力むとと、びくびく動いちゃう」
「それに、先っちょから透明の液体が糸引いて垂れちゃってるし。アンタ、完全にあたしの事エロい目で見てんじゃんか?」
「いや、それは、仕方無いよ。だって、さくらさん、エロいんだもん。おれ、さくらさん見てると、ホント、マジで堪んない気持ちになっちゃうもん」
「ねえ、翔太ぁ?」
「はい」
「お風呂上がったら、アンタのお父さんと、お母さんの真似っこしようね?」
 そう言い、にんまりと笑みを浮かべて、さくらさんはおれの身体に触れた。
 右の肩に手を置き、頭の時と同じ様に、優しく丁寧な手つきで触れてくれる。
 そのあまりの心地良さに思わず吐息が漏れてしまった。
 ぬるぬると淀みなく動く、さくらさんの手に、おれは身を捩じり反応を示してしまう。
 彼女に触れられる全ての箇所が、気持ち良くなってしまう。
 自分で同じ様に触れても、まずそうはならないだろう。母や看護婦さんに触れられた時よりとも、全く違っていた。
「ちょっと、くねくね動かないの。洗い難いじゃんか?」
 さくらさんは、そう言ってくる。少し挑発的な口調だと感じた。
「いや、でも、擽ったいって言うか、気持ちいいから、勝手に、身体が動いちゃうよ」
「あははは、若いから敏感なのかな?じゃあ、ちょっと乳首弄ってやるかなぁ」
 それを聞き、思わずおれは身体を仰け反らせた。
 首や腕だけでもこれだけ気持ち良くなってしまうのだから、乳首はヤバイだろうと、防衛本能が働いたのだと思う。
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