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おとなりの、ひとづまと。
第6章 人妻の性的指導。
 おれは右手を伸ばし、指先で、割れ目をなぞる様に触れてみた。
 ぬるりと、温かい感触。さくらさんは、腰をぴくりと反応させた。
「その辺りに、穴があるから、探してみて?」
「肉の割れ目の中にあるんだよね?」
 指先に意識を集中させる。
 未知の世界だ。 
 前に、修正無しのエロ本を見た事があって、何となく形状は理解していると思っていたが、おれが知ったつもりになっていたマンコは極々表面的なものだったと言う事なのだろう。
 ぬるぬるの肉の中へと指を滑らせる。
 依然、さくらさんは股の間からおれの様子を見てくれていた。
 父と母の真似っこをするなら、おれは母役の彼女を気持ち良くさせなければならないのに、現状ではまだ父の域には達せれそうに無い。

「――んっ、ソコ、あたしの入り口。穴、あるでしょう?」
 さくらさんは吐息混じりにそう言った。
「うん、ある、と思う。ココに指を入れる?チンポも入れるの?」
「そうだよ、ソコにチンポを入れて、あたしの中に射精したら、タイミング次第で、赤ちゃんが出来ちゃうの。少し、指を入れてみて?ゆっくりと、ね……」
 おれはさくらさんの声に耳を傾けつつ、マンコを凝視していた。
 両手とも使えたら、肉の襞を広げて、様子や形状を観察してみたかったが、今は左手ひとつでなんとかやりくりするしかない。
 穴の周りを指先でなぞってみた。
 思っていた程大きく無いと言う印象を受けた。
 むしろ小さい穴だと感じたと言っていいかもしれない。
 指は入るけれど、勃起したチンポを入れるには少々キツイ可能性もある。
「じゃあ、入れるよ?」おれはそう言いつつ、ゆっくりと、穴の中へと人差し指の先端を挿入してみた。
 さくらさんのお尻がぷるんと揺れた。そして、甘い吐息が漏れる。
 おれにマンコを弄られて嬉しいと感じている様な、そう言う表情をしている様に見えた。
 股の間から見える顔なので、より官能的に見えてしまっただけかもしれないが。
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