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今日もあの男がやってくる
第11章 その11
その後、いつものように行われたベッドルームでの交わりは、今まで十数回にわたって行われている、この男とのセックスをはるかにしのぐ激しいものでした。何か、全ての垣根が取り払われたようで、私は、この男との禁断の情事にのめり込んでいったのです。午前中2時間、男は私の肉体を貪りつづけ、私の中に計2回、あつい精子をぶちまけました。もちろん、私が、その間、幾度となくエクスタシーの絶頂を味あわせられたことは言うまでもありません。当然、避妊対策がばっちりだったことも告白します。締め切った部屋の中は、むせ返るような汗と精液の匂いが充満していました。「もうダメ、休ませて・・・」2回目の放出が終わった時、私は息絶え絶えに男に哀願しました。枕もとには無数のティッシュや汗の跡がが散乱して、2人の激しい交わりを物語っていました。男が私から離れると、まさに驚くほどのザーメンが流れ落ちました。(そう言えば、抜かずの2回戦だったんだわ・・・)私はそれをティッシュですばやく拭き取ると、思わず次の瞬間、目の前にあった精液まみれの男のペニスを口に含んでいたのです。男に命令されたわけでもないのに、今、自分は自らの意思で、汚れた男のペニスをくわえている。自分自身、信じられないとっさの行為でした。精液まじりの何とも言えない臭いが鼻をつきます。またペニスの先端からは、わずかな精液の残りかすが舌に苦い味となって出てきました。ふと男と視線が合いました。私は男から目をそらさず、男の目を見つめながら、ペニスをしゃぶりつづけたのです。「いやらしい目つきだ。」男は、そうつぶやきました。
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