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第4章 大好きな人と一緒に

この１年間、雄太さんとの別れも考えていた
時々、私に嘘をついて仕事を休んだり、出かけたりしていた
嘘をつかれた時点で、私への思いがなくなったと思っていた
本当は直人君の親権をめぐって、奧さんと争っていた
直人君の話しや思いを聞いて、親権は雄太さんへと変わった

バタバタしながら迎えた晴れの日
私は神谷　沙織、そして１児の母になった

拍手に迎えられながら父と歩いたバージンロード
雄太さんと直人君が待っていてくれた

誓いの言葉と指輪交換、そして誓いのキス、
直人君に見守られながら、少し照れくさかったけど・・・
全てが終わり退場だと思っていたら牧師さんが
「直人、あなたは・・・」と始まった
返事する直人君
嬉しくて涙が止まらない
誓いのキスはほっぺにしてくれた

また二人にやられた
二人は本当にやらかしてくれる