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ワルキューレの朝ごはん
第7章 神殺し
記憶喪失に陥った「今の僕」には、現状は身に覚えのない災厄と云う他なかった。衝動のままに暴れ、自分をこんな目に遭わせた悪魔をひたすら呪う、何日も何日も何日も。

  ∧_∧
 (;゚∀゚)----あ、熊!
 / oU)
 しーJ____>(゚。)っ)。

「そうなんだべさ、おいらは熊のコ、プさんってんだべ」

(ナンじゃこいつ?)そんな風なことを思案していた矢先、

「グー」って腹の虫が鳴る。

「お腹が空いているんだろう少年・・吉野家の牛丼お食べ」

いつの間にやら次の朝が来て眩しい光に目を覚ました。

ぼんやり紫紺の美しい黎明の空を見上げて水鏡に映る自分自身の姿に違和感を覚えた。

 / ̄ヽ___/ ̄丶
 レ⌒/    \/⌒|
 \/  ̄   ̄ ヽノ
  | ・ __ ・ |
  丶  (_Å_) /
  /\____/
  | / ̄ ̄ノ 人
  ヒ_)、_(_ノ ノ) く(・。)っ)
   丶_)ー(_厂

だとすれば奴は相当な狸だ!

少しずつ己の変化を自覚する

ずっと探している・・・

見つける・・・

それは、多くのものを失った僕の今を生きる大切な縁・・・
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