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第8章 人間不信

「もう一人のサロメ」の孕む位相は確かに表現する主人公の座から落ちた体験である。

自らの内部に孕む異質な存在は次の世代への架け橋の可能性を孕むものとして部分的に

評価し、幾ばくかの共感を覚えていたことは確かだろうが自分の喪失感を表現する言葉が、探しても見つからない｡

「生の狂気」が文学的に表現された古典的テキストの孕む「欲望」に違和感なく自ら前

のめりにのめり込んでしまう自分自身に対して畏怖の念を覚えて出来ることなら主人公

の座を放棄したいと思うのはある特定の局面でのことで、自分の本意ではない、流動的

であること、未来永劫不変の姿などと云うしろものは存在し難い、今はコミットし難い

感情も記憶も懐かしい思い出も、時とともにやがて消える雨の中の涙のように･･･

　 ∧_∧
　(;･∀･)｡｡朝ごはん･･･
　/　ｏＵ))
ﾟﾟしｰＪ＿＿完結く(･｡)っ)。

「ワルキューレの朝ごはん」