この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
スカーレット オーク
第22章 22 ペンションの朝
 そろそろ朝食にやってきた客で食堂がにぎやかになってきた。
メニューは決まっていて客が席に着いたら出していくだけなので慌てることはないが、こういう接客サービスに不慣れな緋紗は緊張でギクシャクしていた。

直樹をちらっとみるとスマートに運んで下げている。
自分の不器用さを恨めしく思いながらとにかくできることをこなしていった。

 客が引けたころ食器を下げている緋紗に「もうここはいいから陶芸教室お願いするよ」と、和夫が頼んできた。

小夜子が、「和夫さんにも教えてあげて」と、花のように笑って言い、直樹をみると「もう僕一人で大丈夫だから」と、厨房へ入っていった。

「はい。じゃあアトリエに向かいます」

 ぺこりと頭を下げて裏口を出た。
/321ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ