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過ち?それとも
第3章 続く綾瀬
「里佳子さん、僕何かできませんか?」

「ありがとうございます
今の言葉だけで嬉しいです
きっと、また頑張れます」

私の言葉が祐輔さんの表情を曇らせてしまった
全て私の軽はずみな行動が原因で、既婚者が恋をしてはいけないこともわかっている

でも、祐輔さんのことが好きな気持ちは抑えられなくて・・・

祐輔さんが私の唇に・・・そして、
「僕は、どんな里佳子さんでも好きです」

また唇が重なった
激しいキスに激しいセックス
夕方まで何度も求めあった

その後は二人で料理をして、一緒に食べた
もう少しで40歳になる私たちが、ままごとをしているのかもしれないけど楽しかった

現実に戻った
もう少しで8時
こんな時間に帰宅した悪い妻であり母
でも、家は真っ暗だった
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