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第5章 それでも祐輔さんの事が大好きです

「以前、彼女に気持ちが悪いと言われてからセックスに自信がないと話したことあったよね
本当に変なのか？色々調べたら・・・
自分がＭなのかもしれないって思って・・・」

私は笑ってしまった
「笑ってごめんなさい
私がそんな人と結婚したくないって言うと思いますか？」

「普通の人は・・・
だって女の子にいじめられたいと思ってるんですよ
ＳＭですよ」

「祐輔さんのばーか
私はＳＭのことあまりわからないけど、そんな事で人のこと嫌いにならないから」

「・・・」

「私、祐輔さんが望むならいじめてあげる
だから別れたくない」

「里佳子さん、ＳＭのことわかってる？」

「わからないけど・・・
でも私、時々祐輔さんに意地悪したくなったことあるよ
だって、可愛いんだもん」