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感じさせて
第7章 帰り道
「うさちゃんは
コーヒーも飲めん
おこちゃまやからなぁ

おしるこでも買うか?

コンポタもあるで(笑)」




シンくんは

販売機の前でそんな事を言った




「飲めるのよ?コーヒー。

でもね、後で
気持ち悪くなっちゃうの」




「(笑)せやから
おこちゃまなんやて。」



「(苦笑)」




「さて、何にする?

ココアか…紅茶か…」




「じゃあ、紅茶。」




「よっしゃ」




シンくんは

ポケットから小銭を取り出し

販売機に入れた



「俺のおごりな?」



と、笑いながら
私を見た

熱いコーヒーと紅茶を

自分のポケットに
しまって

シンくんは
また



私を抱き寄せた





楽しいね
シンくん。

私、すごく楽しい



まるで
恋人同士のように

私は
シンくんの肩に

そっと
頭をあずけて歩いた




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