パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第20章 決断

ん、ん・・ん・・

くちゅ、ちゅ・・ん・・

レロ・・ちゅっ



タクシーの運ちゃんが
気になるのか

唇をはなすと


うさちゃんは
恥ずかしそうに
うつむいた



「ごめんな・・・無理矢理

・・勝手なことして、ごめん」



うさちゃんは
うつむいたまま
首を横に振った


首を横には振ったけど
色々と心配してるんだろう
表情は硬い


俺は
そんなうさちゃんの
耳元に唇を寄せ



「あかん・・・

キス気持ち良かって

もう・・ズボンきつい・・」



って囁くと



「え？・・・やだ・・」



と言って
うさちゃんが
恥ずかしそうに
笑った



ずっとな


ずっと
笑わせたるから


俺がどない
苦しい思いしても


ずっと


笑わせたるから




俺は
うさちゃんの
肩を抱き

うつむく顔に
頬を寄せて

小さな声で
話しかけた





「なぁ、うさちゃん

名前・・



教えて」