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感じさせて
第20章 決断
Side トオル



ベットルームには

ベットが二つ



愛矢と俺は

それぞれ

別々のベットに腰をかける




俺は

できるだけ穏やかに


うつむく

愛矢に



話しかけた




「愛矢・・・

そんなに怖がらなくていい

俺は・・・何もしないよ



信じてもらえないかも

しれないが・・」




愛矢は

少し頭を上げて

俺の胸のあたりを見た



目は・・・



合わせられないのか・・






「アイツが・・好きなのか?」







「・・ごめんなさい・・」






「・・そうか・・」





好きだという

意味だと思った



裏切ってごめんなさい



浮気をしてごめんなさい



愛矢の

「ごめんなさい」は



そういう意味だと思った









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