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感じさせて
第20章 決断
アイツが車を停めたのは
有名なホテル



とにかく
黙ってついていくと



高そうな
広い部屋へと
連れていかれた




ベットルームが
リビングと
分かれている
いい部屋だった





「奥の部屋で
愛矢と話をする

お前はココで待ってろ」




と、アイツが
ソファーを指さした



「俺も一緒や」



そう食い下がったけど




「奥の部屋のドアに
鍵はない

愛矢が大声でも出したら
入ってくればいい

もう
つべこべ言うな

愛矢は
俺の妻なんだ
いい加減




その手を離したらどうだ」




そう言われ
話を一緒に聞くのは
断念した




ドアの向こうで
いったい
何を話してるのか


気になって
落ち着かない




うさちゃんの家族は
どうなってまうんやろうか・・


また借金を
背負うことに
なるんやろうか






俺は急に
責任を感じて


ひとりになれば
なるほど


時間がたてば
たつほど



俺は


自分のとった行動に





自信を無くしていった





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