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感じさせて
第3章 カラオケボックス
カラオケボックスに
入ったのは
久しぶり



「あ~落ち着いたぁ~・・

うさちゃんは結婚してるから
なんや、色々気になって・・」




「ごめんなさい」




「え~よえ~よ

だいたい
手を繋いでることが
一番あかんのやけどな?


我慢でけへんかった(笑)」




「(笑)」




「うさちゃん

隣に座ってもええ?」




「うん」





シンくんは

すっと
隣に座って



私の腰に手をまわした




「あっ・・」



「これ以上は
せぇへんから


許して?


したくても
防犯カメラあるから
でけへんねん

そやから
ウソやないで?(笑)」




「わかったわ(笑)」




それから
2人は
飲み物をのみながら
色んな話をした




「うさちゃん・・・
なんで、あんなバイトしたん?」



「え?・・・」



「僕…あの仕事長いから

だいたい理由わかるで」




「………」



「寂しいんやろ?

多分・・・


ご主人とあんまり
うまくいってない。

エッチもしてない。

違う?」




「・・・どうして?」



「うさちゃんみたいに
キレイな人が

普通やったら
あんなバイトするはずない。

多分…お金持ちさんで
お金に困ったりもしてない。

旦那さんに愛されて
エッチもしてたら

あんなこと
興味も期待も持たんはずや


寂しいから……


かまってほしかったんや…


な?」





全てが図星だった…



当たりすぎていて





私は、黙りこんでしまった





「うさちゃん?

そんな悲しそうな顔
せんとって?


何も言わんでええよ。


うさちゃんが
話したくなったら
話してくれたらえぇし


ずっと話さんでも
僕はそれでも

かまへんから



何も聞かへんから。」





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