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感じさせて
第3章 カラオケボックス
「それより、うさちゃん
今日は、何時に帰る?」




「夕方…かな」



「あ~奥さんは
夕食の支度があるからなぁ…

じゃあ、あと、一時間くらい?」




「そうね。」




「なんや、そんだけぇ~?

2週間も待ったのに?」





「(笑)そうね。」





「うさちゃん

あとちょっとしか

時間ないで!

僕に聞きたいことない?」





「ある。」




「え?何、何?!

聞いて聞いて!」




「(笑)シンくん、いくつ?」




「あかん!シンくんやない

シンヤ…やろ?」




「(笑)そうね
シン、ヤ…年はいくつ?」




「(笑)俺は、21や。」




「えっ…やだ。」




「なんで?やだ?

うさちゃん、若いの嫌い?」




「そうじゃなくて…

シン、ヤこそ…

もっと若い女の子が…」





「うさちゃん

僕はね


うさちゃんがえーんや。


あの仕事しててな



キスなんかしたの…


実は
うさちゃんだけなんやで?」





「う、うそ

ばっかり・・」





そんなの嘘に決まってる…


決まってるけど

でも…うれしかった。





「ホンマや。

また、キスしたいなぁ…」



シンくんは
私の唇を見つめて
自分の唇を
ぺろっと一度舐めた

その
濡れて光った
薄い唇が

私を誘惑した




「だ、だめよ…」




「浮気…やから?」




どうして

なんでも分かってしまうの?




「………」




浮気は・・・

したくなかった。

あんなことを

してしまったのに


おかしいけど・・




「あれは、バイトやったから?」




「………」




そう、一回限りで

記憶から消すつもりだった




「うさちゃん、あれから

セックスした?」




私は、首を横に振った




「可愛いそうに…


僕が旦那さんやったら

毎日アンアン
言わしたるのに…」




「………」




キス…したかった


シンくんに

抱きよせられたかった




もう…帰りたくなかった



でも、その勇気が






私にはなかった…






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