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感じさせて
第6章 1134号室
バスルームから戻り

ペットボトルの水を
ごくごくと
飲み干している
シンくんの側に
立った



シンくんは
相変わらず
バスローブのまま。


水を飲み干すと
手を握られ

あっという間に
私はシンくんの
腕の中にいた




「もう
待ってられへん

キス・・したい・・」



シンくんが
唇を舐めて濡らすと

やさしい
はむようなキスもせず

少し強引に
舌を押し込まれ


抱き寄せる手は


私の腰を
ぐっと
引き寄せた



あっ・・・



また・・



シンくんは


私に




中心を
摺り寄せた





そうよ…

そうだわ





私ばかり

満足して

シンくんは

満足していない




だから

だから

こんな風に腰を……




私に遠慮してるんだ、きっと




マッサージなんて…

マッサージだけなんて



ごめんね、シンくん

どうしたらいい?




私……どうしたらいいの?









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